せっかく住んでいるんだから地域を活かそう。と、いうことで始めたご近所散策の第二段。今日はジブリの『耳をすませば』というアニメの舞台のモデルとなった聖蹟桜ヶ丘いろは坂通りを歩いてみました。
スタート地点は聖蹟桜ヶ丘駅西口。こんな感じのガイドマップと『青春のポスト』があります。『青春のポスト』は郵便ポストではありません。訪れた方が自分の夢や目標を書いて投函し、夢をかなえたらその報告を再び投函する、というシステム。
ポストはミニチュアのようになっており、興味がある方は小窓から中を覗いてみてください。
ポストを左手にして立つと目の前に交差点があります。そのまま横断歩道を渡って直進すると『いろは坂』方面へ向かうことができます。
ラスカルいた。
少し進むと左手にファミリーマートが見えます。ファミリーマート入口脇で『散策マップ』が無料で配布されていますので、入手しましょう。
なお、いろは坂に入ってしまうと自販機などがありません。必要な方はこちらで水分補給と、トイレも済ませておいた方が良いかと思います。
そのまま直進し、大栗川を渡ります。
次の散歩は大栗川添いの遊歩道を歩いてみようかな。とても綺麗に整備されており、水際へ降りられる階段もところどころに設置されています。
大栗川を渡るといよいよ『いろは坂』の入り口。ここからはひたすら、登りが続きます。サイクリングの人気スポットのようで、多くのロードバイク(で、あってるのかな?自転車は詳しくないのでわかりません)を見かけました。
ひたすら登ってゆくと、二匹目のラスカル。
このラスカルが居るところに階段がありますが、聖地巡りをするのであればここは登りません。最終的には同じ場所へ到着できますが住宅街へ入ってしまいますので、もう少し直進します。
こちらは登らずに直進。
坂道をがんばって登ってゆくと、いよいよ『いろは坂』が本性を現します。
急勾配急カーブ。バイクで走るぶんには気持ちがよいのですが、炎天下に歩くのは遠慮しておきたいところです。
僕が『耳をすませば』を観たのはかなり前で、ジブリファンという訳でもなく、内容はおぼろげにしか覚えていないのですが、とにかく坂や階段がたくさん出てきて、見晴らしのよい景色が印象的だったと記憶しています(雑だなぁ笑)。そのままの雰囲気を味わえるのではないかと。
途中から道沿いの歩道をはずれて階段を登ります。見通しの悪いカーブの先の横断歩道を幾つも渡ることになります。自転車や車には十分ご注意ください。
最後の階段はなかなか手ごわい。長い階段を登り切ったのころにアニメにでてきた神社のモデル、金比羅神社があります(写真がうまく撮れていませんでした……)。
いろは坂を登り切った先に豪邸が立ち並ぶ住宅街があります。
僕的に普段なかなか見ることのできない立派な御屋敷を拝見できてかなり満足。
ところどころとても眺望の良い場所があり、思わず足を止めてしまいます。
いい町ですね……雪が降るとかなり大変そうですが。
本日のゴール地点。ロータリーです。
あまり寄り道せずにサクサクっと歩けば駅から30分ほどでしょうか。もっと時間をかけてアニメ聖地を探してみたり、景色が良いスポットをのんびり巡るのも良いかもしれません。
まぁ、自宅の目の前だと、かえってそういうことはやらないですよね(笑。
と、いう訳で。いろは坂は僕が『市役所に行くときに通る道』で、聖蹟桜ヶ丘に引っ越す前も何度か通ったことがありますので、今更と感じつつ、実は歩いて登るのは初めてでした。
いつも『ここを歩いて登るのは嫌だなぁ』と思いつつ通っていたのですが、実際に歩いてみるとそこまで辛くもなく(ジム通いの成果か?)、バイクでは見落としていた景色を幾つも発見することができました。
すぐそばにある少し特別な場所。非日常を味わえる場所を見つけることができたのは、とても大きな成果でした。でも、暑い時期にはあまり近寄りたくないので、次は秋にでも、また。